AIでゲームを作る方法【中高生・初心者向け】
結論: プログラミングがまったくの初心者でも、AIを相棒にすれば「クリックゲーム」や「クイズ」のような小さなゲームを完成させられます。コツは、いきなり大作を狙わず、ルールが1つだけのゲームから始めて、AIに「考え方とコード」を少しずつ手伝ってもらうことです。
この記事では、中高生のあなたがゼロから簡単なゲームを作るための手順を、できるだけやさしく説明します。
目次
AIでゲームは本当に初心者でも作れる?
答えは「作れる」です。少し前まで、ゲームを作るにはプログラミング言語をたくさん覚える必要がありました。でも今は、AIに「こういうゲームを作りたい」と言葉で伝えると、土台になるコードを提案してくれます。あなたの役割は、すべてを暗記することではなく、何を作りたいかを自分の言葉で説明し、できあがったものを少しずつ直していくことです。
実際、中高生の約8割が生成AIを使った経験があるという調査もあります(菅公学生服×ネオマーケティング, 2026年1月, n=1,200)。学校の課題では「考え方や構成のヒント」として使う人が最も多く、AIは“答えの自販機”ではなく“一緒に考える相棒”として広がっています。ゲーム作りもまったく同じで、AIにヒントをもらいながら自分で組み立てるのが上達の近道です。
ただし注意点が1つ。「全部AIに作ってもらう」だけだと、動いても中身がわからず、あとから改造できません。せっかくなら、AIと一緒に作って「自分で動かせた」という感覚を持ちましょう。
何のゲームから作る?初心者向けの3タイプ
最初の1本は、ルールが1つだけのゲームがおすすめです。欲張ると完成しないまま挫折しやすいからです。次の3タイプは、初心者でも完成までたどり着きやすい定番です。
| ゲームの種類 |
どんなゲーム |
難しさ |
向いている人 |
| クリックゲーム |
ボタンを押すたびに点が増える |
★☆☆ |
とにかく早く「動いた!」を体験したい |
| クイズゲーム |
3〜5問の問題に答えて正解数を出す |
★★☆ |
自分の好きなジャンルで問題を作りたい |
| 落ちものゲーム |
玉やアイテムが上から落ちてくるのを操作 |
★★★ |
少し動きのあるゲームに挑戦したい |
迷ったら、まずはクリックゲームから。10分くらいで動くものができて、「自分にも作れた」という手応えが一番つかみやすいタイプです。慣れてきたらクイズ、落ちものへとステップアップしていきましょう。
中高生のAIゲーム作り方:5つのステップ
ここが本題、初心者向けのAIゲーム制作の流れです。どのゲームでも、基本はこの5ステップで進みます。
ステップ1:作りたいゲームを1文で決める
まず「何を作るか」を1文にします。たとえば「ボタンを押すと点が1ずつ増えて、10点になったら『クリア!』と出るゲーム」。具体的であるほど、このあとAIに伝えやすくなります。
ステップ2:AIに相談して土台を作ってもらう
決めた1文を、そのままAIに伝えます。AIは動くコードのたたき台を出してくれます。このとき「初心者だから、コピペで試せる形で」「一つのファイルで動くように」とお願いすると、初心者でも扱いやすい答えが返ってきます。
ステップ3:実際に動かしてみる
もらったコードを、ブラウザで試せる場所に貼って動かします。無料で試せるオンライン環境が多いので、ソフトを入れなくても始められます。まず動かすことが大事。完璧じゃなくて大丈夫です。
ステップ4:少しずつ改造する
動いたら、自分らしく変えていきます。「ボタンの色を青にしたい」「クリアの数字を10から30にしたい」など、小さな注文をAIに足していきましょう。1回に1つだけ変えるのが、失敗しないコツです。
ステップ5:友だちや家族に見せる
完成したら、誰かに遊んでもらいましょう。「ここがわかりにくい」という感想は、次の改良のヒントになります。作って終わりではなく、反応をもらうところまでが“作る楽しさ”です。
このステップは、ゲームに限らずアプリ作りでも同じ流れです。もっと本格的に挑戦したくなったら、AIでアプリを作る方法も読んでみてください。
AIにどう頼む?プロンプトのコツ
ゲーム作りで一番差が出るのが、**AIへの頼み方(プロンプト)**です。「ゲーム作って」だけだと、ぼんやりした答えしか返ってきません。次の3つを意識すると、ぐっと作りやすくなります。
- ゴールを書く:「点が10になったらクリアと表示する」など、終わりの状態を具体的に。
- 自分のレベルを伝える:「プログラミング初心者です」と一言添えると、やさしい説明にしてくれます。
- 一度に1つだけ頼む:あれもこれもと欲張らず、注文は小分けにする。
たとえばこんな頼み方です。
「プログラミング初心者です。ボタンを押すと点が1ずつ増えて、10点になったら『クリア!』と表示される、ブラウザで動く簡単なゲームを作りたいです。1つのファイルにまとめたコードで、コピペで試せる形で教えてください。」
このように目的・自分のレベル・出力の形をそろえて伝えるのがポイント。さらに上手な頼み方を知りたい人は、AIにコードを書いてもらうときの伝え方で詳しく紹介しています。
つまずいたときの直し方
作っていると、必ず「動かない!」という場面が来ます。でも、これは失敗ではなくゲーム作りの普通の一部です。デジタルメイジの指導現場でよくあるのも、エラーが出たときに止まってしまうケース。直し方さえ知っていれば、ぐっと前に進めます。
エラーが出たら、こうしてみましょう。
- 出てきたエラーの文章を、そのままコピーしてAIに見せる。
- 「このエラーが出ました。初心者にもわかるように、どこを直せばいいか教えてください」と頼む。
- 言われた箇所だけを直して、もう一度動かす。
エラー文は怖く見えますが、「どこで困っているか」のヒントが書かれた手紙のようなものです。AIはこの“手紙”を読み解くのが得意なので、遠慮なく見せましょう。一度に全部直そうとせず、1つずつ試すのが解決への近道です。
なお、自分の好きなゲームに合うAIツール選びで迷ったら、ゲーム・プログラミング向けAIツールの比較も参考になります。
「作れた」の先へ:もっと面白くするには
1本作れたら、もうあなたは「ゲームを作れる人」です。ここから先は、アイデア次第でどこまでも広げられます。
- 効果音や画像を足して、見た目をにぎやかにする
- 点数によって表示されるメッセージを変える
- 友だちの名前を入れて遊べるようにする
こうした小さな工夫を重ねるうちに、「次はこんな仕組みにしたい」というアイデアが自然と湧いてきます。作れる自信がつくと、AIへの頼み方もどんどん上手くなり、作れるものの幅が広がっていきます。
一人で進めると行き詰まることもありますが、相談できる相手がいると一気に楽になります。デジタルメイジのAIプログラミングコースは、AIを相棒に自分のアイデアをコードで形にしていく、中高生向けのマンツーマン(1対1)コースです。「こんなゲームを作りたい」という気持ちに、講師がそばで伴走します。気になったら、まずは無料面談で相談してみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. プログラミングの知識がゼロでもAIでゲームは作れますか?
A. 作れます。最初は1画面で完結する小さなゲーム(クリックゲームやクイズ)から始めれば、コードの意味がわからなくてもAIに頼みながら動くものを完成させられます。大事なのは「何を作りたいか」を自分の言葉で説明できることです。
Q. 何のゲームから作り始めるのがいいですか?
A. ルールが1つだけのシンプルなゲームがおすすめです。ボタンを押すと点が増える「クリックゲーム」、3〜5問の「クイズゲーム」、玉やアイテムが落ちてくる「落ちものゲーム」あたりが、初心者でも完成までたどり着きやすい定番です。
Q. AIに丸投げするのと、自分で作るのは何が違いますか?
A. 「作って」と一言頼んで終わりにすると、動いても中身がわからず改造できません。AIには考え方やヒントを出してもらい、自分で組み立てて直していくと「作れる自信」が身につきます。デジタルメイジでも、答えそのものよりプロセスを大切にしています。
出典
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